1. 『パソコン「超」仕事法』51頁。
  2. 『続「超」整理法・時間編』中公新書、1995年、44頁に「超整理手帳」が紹介されている。
  3. 『知的生産の技術』20頁。
  4. 『「超」整理法』194頁。
  5. 小川明『情報の達人、読書の達人』PHP研究所、1994年、179頁。
  6. パソコンの汎用性という特徴を、「機能の論理 対 意味の論理」という観点からとらえる考え方がある。村田昭治は、「機能」を製品が提供する価値、「意味」をそれを使う側が製品に見いだす価値とし、パソコンは、「機能」をハード、「意味」をソフトと分けることによって、対立した論理を結びつけているという(村田昭治『新マーケティング・ソフト』世界文化社、1992年、243頁)。この観点からいうなら、ワープロ専用機は、意味づけの範囲が極めて限定された商品ということになる。
  7. 西垣通『マルチメディア』岩波新書、1994年、41頁。
  8. ワープロ専用機の家庭への普及率は45%にものぼる(『日経バイト1996年1月号』)。
  9. 当時の『週刊朝日増刊号・1982年3月1日号』には、FM−8という機種が、「いずれは日本語ワープロに」という見出しで紹介されている。当時こうした実用的ではないが、一応日本語が処理できるというパソコンは、一般的に見てもこうした期待感を抱かせる効果があったように思う。
  10. 『パソコンをどう使うか』105頁。
  11. 村井純『インターネット』岩波新書、1995年、147頁。
  12. 秋津勝太郎は、「データベースソフトを使って、電話番号をデータベース化しても、一度も実用的に検索して使ったことがない人がほとんど」ではないかと述べている(『パソコン「知の工房」のつくりかた』89頁)。
  13. 野口悠紀雄は、テキスト形式が最も使いやすく、また、カードソフトなどの定型的なものは、「設計者の思想に縛られ、それを越えることができない」(『「超」整理法』105頁)と述べている。また、哲学者の黒崎政男は、古典的著作をCD−ROM化する場合は、インデックス(データを呼び出すための見出し)をつけるのではなく、すべてテキスト形式にしてほしいと述べている。なぜなら、インデックスがついていると、「製作者がある観点から作ったインデックスを通してしか本文を覗けないことになる」からである(『哲学者クロサキのMS−DOSは思考の道具だ』アスキー、289-291頁)。その他、多くのテキスト形式擁護派が存在する。一方、川又三智彦は、表計算ソフトでデータベースを作成している(『知的パソコン活用術』62頁)。「データ量が多くなると、一覧で見ることができないと」いう理由だが、テキスト形式が駄目だと言っているわけではない。記述がないため不明だが、単に使い方を知らないだけかもしれない。
  14. 例えば、代表的な編集ソフト(エディタ)であるWZエディタの取扱い説明書『WZエディタ for Windows2.0 マニュアル』ビレッジセンター、1996年、8頁には、「完全に誤りのないプログラムを記述する試みはおこなわれていますが、事実上バグ(=不具合:筆者注)のないプログラムは存在しません。」とはっきり記載されている。
  15. 読売新聞、毎日新聞のパーソナルサービス利用時。
  16. 鷲田小彌太『自分で考える技術』PHP研究所、1993年、153頁。
  17. 9歳の子がパソコンのワープロを使って、原稿用紙150枚の物語を書いてしまったという話もある(逢沢明『情報新人類の挑戦』光文社、1991年、137頁)。

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